
超音波(エコー)検査
- 超音波診断装置 -
超音波(エコー)とは人間の耳で聞くことのできない高い周波数の音波です。
この高い音波を臓器に当て、跳ね返ってくる反射を画像化します。
体内の臓器の形や動きを観察し、疾患の診断・病変の把握に役立つ検査です。
身体に無害でリアルタイムに臓器を観察できるため、妊婦さんにも安心して受けて頂けます。
超音波(エコー)検査の特徴
- ・検査部位:腹部・頚動脈(保険診療/検診)、乳腺・甲状腺・心臓検査(検診のみ)
- ・検査部位にゼリーをつけて検査を行うため、検査着に着替えて頂きます。
- ・検査画像を見えやすくするため、少し暗い部屋で検査を行う。
- ・検査中は息止めを繰り返しお願いする場合がある。(主に腹部)
- ・1部位につき、20~30分程度かかる。(検査部位・内容によって異なる。)

超音波(エコー)検査画像
腹部
肝臓、胆のう、腎臓、膵臓、脾臓を観察し病変を探します。
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腎腫瘍 -
胆石
乳腺
両側乳腺、腋窩リンパ節を観察し乳がん・良性腫瘍の抽出ができます。
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【良性腫瘍】繊維線種 -
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【悪性腫瘍】浸潤性乳管癌 硬癌 (エラストグラフィ画像)
頸動脈
両頸動脈の動脈硬化性変化・ブラーク・狭窄・閉塞が診断できます。
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総頚動脈 プラーク 狭窄率70%
甲状腺
甲状腺がん・甲状腺機能(亢進症・低下症)・良性腫瘍の病変を探します。
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甲状腺がん -
甲状腺機能障害
心臓
心臓機能を調べます。心臓の動き、弁の動き(狭くなっていないか、逆流していないか)を調べます。
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大動脈弁閉鎖不全 -
心尖部肥大型心筋症疑い