CT検査
- コンピュータ断層撮影 -
CTとは(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)の略称です。
人体にX線を照射し、コンピュータで処理することで、人体の輪切り像を得る検査です。
当院では、16列、64列、128列のマルチスライスCTが稼働しています。近年の技術進歩により低被ばくかつ明瞭な画像を提供することが可能となりました。
・マルチスライス化による広範囲高速撮影
・低線量でもノイズの少ない逐次近似応用再構成による被ばく線量低減
・金属による画質劣化を低減する技術により、金属周辺の画質の向上
CT検査の特徴
- ・撮影時間が比較的短く、容易に断層像が得られる。
- ・脳出血や急性腹症など、救急病変の適応が高い。
- ・骨の情報が得られる。
注意事項
◇下記に該当される方は、検査を受けられない場合がございます。事前にお申し出下さい。
- ・DBS(脳深部刺激療法)、SCS(脊髄刺激療法)で使われる体内埋め込み神経刺激装置を装着されている方
- ・妊娠もしくは妊娠されている可能性がある方
◇下記に該当される方は、検査を受けられない場合がございます。事前にお申し出下さい。
- ・ICD(除細動器)、ILR(埋め込み型ループレコーダー)、ICM(埋め込み型心臓モニタ)等の体内植え込み電子機器を装着されている方
- ・閉所恐怖症など狭い所が苦手な方
検査の流れ
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STEP
1検査台の上に横になり撮影を行います。
撮影中は動かないようにご協力ください。 -
STEP
2検査する部分が胸やお腹の場合には、息を止めていただく場合があります。
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STEP
3検査の内容によっては造影剤という薬剤を使用する必要があります。