
PET-CT検査
- 陽電子放出断層撮影 -
腫瘍組織は一般的に増殖、代謝を盛んに行っており、そのために多くのブドウ糖を取り込む性質があります。
放射性のフッ素で標識したFDG(ブドウ糖類似物質)を注射すると、腫瘍部位に取り込まれるので腫瘍の有無、広がり、転移巣の検索に非常に有用です。
CTとの併用によりPET画像とCT画像を重ね合わせて診断をしますので、精度良く調べることが可能です。
PET-CT検査の特徴
- ・がんの早期発見
- ・安全で痛みもない
- ・がんの進行度の診断ができる
- ・一度に全身の検査が可能
- ・短時間で検査ができる
- ・副作用の心配がない

注意事項
- ・受付時刻の4時間前までに食事を済ませ、絶食のままご来院下さい。
※絶食中は、水やお茶を飲んでも構いません。ただし、糖分の入ったジュースやコーヒー、スポーツ飲料は絶対に飲まないで下さい。アメ玉やガムなどもお控えください。 - ・糖尿病の方の場合には、精度の高い検査をお受けになるために、血糖値を十分にコントロールしてお越しいただくことをお勧めいたします。
- ・検査日の変更やキャンセルの場合は前日までにご連絡下さい。やむを得ない事情がある場合を除き、キャンセル料をいただく場合があります。
検査の流れ
-
STEP
1検査予約の受付、問診票をご記入いただき、当日のスケジュールを説明します。
カードをお渡ししますので、首にお掛け下さい。 -
STEP
2問診票をもとに検査説明や、身長・体重測定を行います。
-
STEP
3更衣室で検査着に着替えていただきます。
お荷物はロッカーに入れて下さい。 -
STEP
4撮影前の排尿を促すために、お水を飲んでいただきます。
-
STEP
5血糖値測定後、PET検査に必要な検査薬剤であるFDG(ブドウ糖類似物質)を静脈注射します。
-
STEP
6薬剤が体内に広がるまで、1時間程度安静にしていただきます。
-
STEP
7撮影前に排尿をしていただきます。
尿路系、膀胱などに溜まった薬剤を尿で排泄するためです。 -
STEP
8検査台の上に横になり、撮影を行います。
撮影中は動かないようご協力ください。 -
STEP
9撮影画像の確認を行います。
場合によっては、追加撮影を行います。 -
STEP
10更衣室で、着替えていただきます。お荷物をお忘れなく。
-
STEP
11カードのご返却お願いします。
-
STEP
12終了です。
PET-CT画像
肺がん

食道がん
